ダブルガチ対戦を始めて約半年でレート2000&PJCS予選抜けを達成した僕のポケモンの取り組み方【9791字】

始めまして。

ブーと申します。

ポケモンSVダブルバトル ランクマ シーズン15で、一つの目標としていたレート2000を達成

また、第2回PJCS予選抜けを達成したので、初心者の僕がこれまでどのようにポケモン対戦に取り組んできたのかまとめようと思います。

7か月でここまで成長できたので、我ながら成長速度はかなり早い方だと自負しています。

ポケモン対戦で強くなりたい方、特に最近ポケモン対戦を始めたばかりの方に読んでほしい記事となっております。では、よろしくお願いします。



↑記念写真たちです わーい

⓪前提:自己紹介

まずはぼくがどういう人間なのか知ってください。

・2013年 もこう先生のバトレボ実況でポケモン対戦の世界を知る

・XY発売 シングルでオンライン対戦に挑む(最高レート1600ギリタッチ)

・剣盾発売 シングルでマスボ級到達までやる(S1のみ)

・SV発売 成人男性がストーリーで泣く。シングルをマスボ級到達までやった。

まとめると、

・対戦知識あり(3値の簡単な理解、既存ポケモンのなんとなくの種族値

・シングルバトル経験あり(最高レート1600くらい、適正レート1550↑くらい)

よく「ダブル初心者で結果出しました!」って人を見て、蓋を開けてみたらシングル勢の超トッププレイヤーの方で「そりゃダブルでも強いわ」ってなること、正直ありますよね?

安心してください。僕はシングル全然強くないです。

そんな僕がなぜダブルバトルを始めたのかというと、2023年に横浜で開催されたPWCSの会場に遊びに行って「僕もこの熱気の中で戦ってみたい」と思ったからです。

ぽっと思いついたような夢にしか見えませんが、これ以上でも以下でもありません。

なので僕のダブルバトル参入はSVのS9(2023年8月)からになります。

その後の実績は、下記のような感じです。

・S9   最終19,905位(レート1488)

・S10 最終5,337位(レート1609)

・S11 最終521位(レート1816)

・S12 最終105位(レート1935)

・S13 最終79位(レート1919)

・S14 最終720位(レート1825)

・S15 最終44位(レート2006)

S14を除いて過去最高順位を更新し続けてきました。

今回はレート2000↑を節目として、この記事を執筆させていただきます。

①基本方針の策定

対戦を始める前に

実際に対戦を始める前に、まずは座学から始めました。

これは人によって自分に合った知識形成の方法が異なると思うので、実践から始めた方が良い人もいると思います。

具体的には、ダブルバトル初心者解説系の動画を見漁って、

・縛りという概念の存在

・守るという行動の強み

・素早さ操作系の技の強み

を勉強しました。

とはいえ完全な理解は実践で進めればよいと思っていたので、かる~く頭に入れた程度です。

オススメ動画集

・喰い断ch:ダブルバトル解説系動画

・今日ポケch.:俺たちと一緒に「ダブルバトル」はじめてみないか?【本気で勝つ為に学ぶ】 - YouTube

バルドルなみのりチャンネル【元ポケモン世界チャンピオン】

【ダブルバトル入門】「縛り」の考え方について元世界チャンピオンが解説【ポケモンSV 初心者向け解説】 - YouTube

・アルカナ/alcana:【強い構築はこうして出来る】テラスタル環境での"攻めの考え方"と"強い6匹の選び方"を、実際の構築を元に解説!最上位勢はこうしてポケモン勝ってます【ポケモン SV ダブル】 - YouTube

目標の決定

目標立てってあんまり重要視されない気がするんですけど、僕はここが一番重要で必要不可欠だと思っており、綿密な目標が立てられたからこそ、圧倒的な成長速度を実現できたと思っています。

なぜ目標設定が重要かというと、この作業は「現状の自分では実現不可能な夢を実現するために、今の自分に何が不足しているのか明確化する作業だからです。

僕は具体的に目標を下記4つに細分化しました。

・長期目標

・中長期目標

・中期目標

・短期目標

でっかい夢から、その夢の実現のために「自分に何が不足しているのか」「それを得るためにはどのような行動をするべきなのか」にどんどんドリルダウンしていきます。

それぞれ、僕が実際どのような目標設定をしていたかに沿って解説します。

長期目標

これはあなたがポケモンをやる目的と捉えていただいて良いです。

僕の場合はPWCS出場なので、ここはすぐに決まりました。

中長期目標(PWCS予選までになりたい姿)

長期目標から逆算して設定します。

僕の場合は「PWCS出場に必要なこと」=「予選、本戦を抜けること」だったので、

「予選、本戦を勝ち抜く力を身に着けること」

が中長期目標になります。PWCSはOTSのBO3ですが、日本の予選本戦はCTSのBO1なので、中長期目標達成のために必要なのは「ランクマッチ」ということになります。

PJCS本戦を抜けられる人数から64位以内とかでしょうか。

中期目標(そのレギュレーションを通してなりたい姿)

メインで取り組むことがランクマッチであることが決定したので、中期目標として3か月後くらいになるべき姿をその時々で考えました。(ここではレギュレーションを区切りとします。)

僕の場合は、下記のような目標で取り組みました。

レギュD:ダブルバトルの基礎理解

レギュE:ダブルバトルの基礎理解、実力強化(ひたすら最高レートを更新したい)

レギュF:予選に使用する構築を模索する

短期目標(そのシーズンを通してなりたい姿)

中期目標が決まったので、各シーズンの序盤に短期目標を立てて取り組みました。

ここでは具体的な行動に落としこんで目標決定します。

下記のような感じです。

レギュD:ダブルバトルの基礎理解

S9:追い風構築を使って300戦以上

S10:トリル構築を使って300戦以上

レギュE:ダブルバトルの基礎理解、実力強化(ひたすら最高レートを更新したい)

S11:壁構築を使って300戦以上(の予定だったが、トリルの奥深さに魅了されS11もトリルをメインで扱うことになった)

S12:構築を自作して最高レート更新

S13:S12の構築が好感触だったため、これを煮詰めて最高レート更新を目指す

レギュF:予選に使用する構築を模索する

S14:レギュF初動で流行った構築をすべて触れたうえで、予選構築を作成

S15:予選で使用する構築のブラッシュアップ

まとめ

僕が立てていた目標

長期目標:PWCS出場

中長期目標:PJCS予選で勝ち抜けるような実力をつける(ランクマ64位以内)

中期目標:適宜内容更新(知識形成や、目標順位の設定)

短期目標:適宜内容更新(具体的な行動目標を定める)

 

目標設定の重要性を伝えたかったので長くなってしまいました。

ここで定める目標は、適宜修正しても問題ないです。

僕の場合、当初長期目標は2年かけて達成する見込みでしたが、S11辺りで自分の成長の早さを実感し、長期目標1年以内達成に上方修正しました。

逆に、目標を下方修正しなければいけない場合は、厳しい目標を立てていることになりますので、短期目標を足元の実力で達成できるように見直してみて下さい。

どんどん小さな目標を達成して、届かない夢も「目標」に落とし込みましょう。

②実践

ポケモン対戦は質が重要?量が重要?

さて、座学と目標設定が済んでようやく実践に移行したわけですが、全く勝てませんでした。

ダブルバトルデビューをして思ったのが、

・シングルとは全く違う技が強い

・前提知識が無いと何もできず初見殺しされる構築が多い

・選択肢が多すぎるが故に、劣勢盤面でもワンチャン残っていることが多い。

・逆に優勢盤面も甘えたプレーをするとまくられることが多い

ということでした。

そこで、より一層知識のインプット、整理が大切だと気付きました。

本節の「ポケモン対戦は質が重要?量が重要?」という疑問に立ち返りますが、僕は質と量の両立が重要だと思います。

ポケモン対戦が前提知識を要するゲームである以上、知識吸収の機会として、対戦量をおろそかにしていては絶対に強くなれません。

ただし、ただ闇雲に対戦すればよいのかというとそれも違うと思います。

僕は初めのころ、ろくに対戦の振り返りもせずにとにかく対戦しまくっていましたが、

・運勝ちや嚙み合いが良かっただけの成功体験を引きずって、同様の細い勝ちルートを追ってしまう

・負け試合はなぜ負けたのかわからないから、似たような構築に勝てない

みたいなことが頻発していました。対戦始めたてで、心当たりがある方もいるのではないでしょうか。

初心者こそ、1戦1戦を大切に振り返ることで1戦から得られる教訓を糧にしなければいけません。

そこで得られる糧は、今の自分よりも強いプレイヤーが当たり前に知っていることであり、効率的に自分も吸収しなければ差は開く一方です。

初心者である僕たちは上位プレイヤーに早く追いつくために、対戦の質も高めなければいけないのです。

質を高めるために

対戦の質を高めるために僕は

・バトルデータベースで相手ポケモンのメジャーな型を把握する

・対戦メモを取る

ことを始めました。それぞれ紹介します。

 

▼バトルデータベース

バトルデータベースはポケモンを突き詰めるうえで最も重要な対戦ツールだと思っています。

こちらのサイトでは各シーズンで切り分けて下記データが確認できます。

・使用率上位ポケモン

ポケモン使用率ランキングの日別推移

・各ポケモンの詳細データ割合

└技,持ち物採用率、テラスタイプの割合、倒された/倒した技,ポケモン、同じパーティで組み合わせられている上位10体のポケモン

ここを見れば各ポケモンのメジャーな型を把握でき、知らないポケモンに対してもある程度対応できるようになります。

また、ポケモン使用率ランキングは環境変遷を読み取ることができるので、僕は今でもお世話になっています。

各シーズンで採用されている技や持ち物の割合を見てみるのも、そのポケモンの流行している型の変遷が分かって面白いです。

ぜひ活用してみてください。

 

▼対戦メモ

SV バトルメモリーズ

SV バトルメモリーズ

  • ka buntou
  • ユーティリティ
  • 無料

apps.apple.com

play.google.com

pamo3.com

媒体はなんでもかまいません。僕は上記のバトメモというアプリを使用していました。

対戦メモを取れるだけでなく、自動で対戦中のダメージ計算をしてくれたり、構築のメモを残せる神ツールです。(おまけにスマホ版とPC版でデータが同期できる。GODとさせてください。)

頻繁にアプデされ、その度に機能性が充実して神レベルが上がっていきます。

非常におススメです。

こんな感じでメモを取っていました
量を高めるために

次は量の観点から僕の取り組みを紹介します。

ここに関しては、多くの人が「いっぱい対戦すれば良いんでしょ?」と考えると思います。

ですが、「いっぱい対戦する」だけでは普通すぎます。

先述の通り、僕たち初心者はトッププレイヤーを追いかける立場ですから、その差を埋めるほどポケモンに取り組むことが必要になってきます。

僕の取り組みを紹介します。

いっぱい対戦する

これはやって当然です。僕の場合は最低300戦/月、多いときは500戦/月やっています。

ですが、これは特別多いわけではないと思います。シングルバトルでトッププレイヤーの「今日ポケch.」の方々でもこのくらいはやっているそうです。

www.youtube.com

※2:50~

強者でもこのくらいやってるんだから、少なくともここでは差をつけられたくないですね。

※僕の場合、リモートワーク中心の生活なので対戦に時間を割きやすい、というのはあると思いますが、可処分時間をすべて対戦に費やせば2~300戦/月は行けると思います。

 

休日をポケモンに捧げてみる

毎週休日をポケモンに捧げなければいけないわけではないです。

ただ、月に1,2週は1日中ポケモンに向き合う日は作るべきだと思います。

シンプルにスタミナが付きます。ポケモンSVのインターネット大会では、1日15戦×3日間で行われることが多いですが、たびたび「1日15戦もできない」という声を見かけます。

ですが、1日中ポケモン対戦すると、1戦約13分前後と仮定して休憩を挟みつつ4~50戦(8.7~10.8h)することができます。

1日15戦なんて余裕になるどころか、最終日に45戦消化することも容易になります。

 

外出中もスキマ時間で対戦する

ここまでくるとなりふり構ってられない、って感じですが、僕は外でも対戦をするためにスマホのオプションにテザリングサービスを追加しました。

人として恥ずかしいことをしているとは思いつつ、別に赤の他人にどう思われようが気にしなければ良いだけなので、僕はどこでも構わずポケモンをやっています。

おまけに飲み会で自虐ネタとして一笑い取れば、むしろアドです。

今後電車でダブルバトルしている人を見かけたら、多分それは僕です。よろしくお願いします。

 

息抜きの時間に、、、

ここまで超ストイックに対戦に向き合わせてきましたが、息抜きの時間は必要です。

ただ、息抜きの仕方も工夫することで、ポケモンの時間に変換することができます。

Youtubeを見る際はポケモン関連の動画を見る

・ネットサーフィンの代わりに、構築記事を読み漁ってみる

こんな感じですね。

ポケモン関連の動画は、参考になりそうな動画!って感じで気張らなくても良いと思います。

僕はダブルバトルですらない、もこう先生の動画やインゲンさんの動画を見ることが多いです。

(マイナーポケモンの型を知ることができ、いつか対戦に役立つ日が来るんじゃないかなーと思っています)

その他にも、ポケ文句さんのシナリオ考察動画も好きですし、アニポケを見たり、ポケモンキッズTVの動画など、対戦とは関係ない動画も観ます。

とにかくポケモンに触れる時間を意識的に長くとることって重要だと思うんですよね。

ハイキューでも日向が日常的にボールを持っているように指導されていた気がするので、多分ダイジです。

 

③対戦外の取り組み

強い人の配信アーカイブ、実況動画視聴

動画や配信って、見ることで対戦をしていなくても情報をインプットできることから、日頃から見ることで強くなれる!と思いがちですが、「ただ見るだけ」では正直あまり意味がないと思います。

僕は配信や実況動画を、「強い人になり切って対戦できる教材」と捉えていました。

どういうことかというと、下記の流れで視聴します。

①選出の予想をする

→答え合わせ

→なぜその選択なのか考察

②各ターンで立ち回りの予想をする

→答え合わせ

→なぜその選択なのか考察

③試合結果を見て、その試合を振り返る

・自分と選択が違ったターンがどのように試合結果に影響を与えたのか

こうすることで、自分のプレイングに対して強い人が意見をぶつけてくれるようになります。(自分の選択と違うのか、同じなのか)

これはもう実質コーチングです。

試合時間は15分前後だと思いますが、はじめは1試合見終わるのに1時間近くかかると思います。

ですが、圧倒的に情報インプットの質を高めることができるためオススメです。

ちなみに実況動画は撮れ高を意識した試合しか見れないので、アーカイブを視聴することをオススメします。

アーカイブはリアルタイムで配信者のリアクションを見れるので、何を考えて意思決定しているのかわかりやすいです。

構築記事の読み込み

皆さんは構築記事、読んでますか?

構築記事は強者の思考回路を知ることができる貴重な文献です。

なぜその構築軸を採用しようと思ったのか?補完としてなぜそのポケモンを採用したのか?技構成の意味は?

結果を残している方の構築記事は、細部に至るまで言語化されています。

初心者のころは、内容を理解するのにも時間を要すると思いますが、強くなるための思考方法が凝縮されています。

理解が難しい記事は何度も読み返すことをおススメします。

 

ダブルバトルの構築記事がまとめられているサイトです。

liberty-note.com

④交流

一人でプレイすることの限界性

さてここまでに紹介してきた座学、実践を繰り返し、気づくと僕はレート1800くらいまで上がれるようになっていました。

今までシングルでは絶対に到達できなかったステージに立てていることがすごくうれしかったのを覚えています。

しかし、この先に立ちはだかる壁の大きさに打ちひしがれていた時期でもありました。

「こんなにやっているのに、まだまだPWCS抜けラインの64位に届かない」

そんな焦燥感からか、思うように最高レートを更新できずにいました。

思えばこの時が一番、成長実感はありつつ不安感が大きかった時期だったと思います。

コミュニティへの参入

スランプに陥った僕ですが、そんな時に思い出したのが、かねてから入会を検討していたテルさんのメンバーシップでした。

youtu.be

特典として挙げられていた

・テルさんへの直接質問

・立ち回り添削

・専用Discordへの招待

が特に魅力的に感じました。

僕はダブルバトルをやっている友人がいなかったので、初心者で強者からコーチングしてもらえる人が羨ましくてたまらなかったのですが、メンバーシップに入ることで人脈の部分を補おうとしたわけです。

結論として、大正解でした。

テルさんのコミュニティでは、メン限配信前に質問が募集されるのですが、気になることが多すぎたので入会当初は質問しまくっていました。

また、メンバーシップ内で「フレンド対戦会」が週1回程度開催されており、これも成長するうえで重要だったと思っています。

この対戦会は対戦だけで終わらず、Discordを用いて感想戦までセットになっているからです。

普段ランクマッチをやっているとき、相手が何を思って行動を選択しているのか、画面の向こうのプレイヤーに聞きたくなることってありますよね?

この対戦会ではその疑問が簡単に解消できます。

また、僕はメン限配信内で運よくテルさんと対戦させていただいてことがあるのですが、テルさん視点で僕の構築がどう見えているのか、強者は何を考えて細い勝ち筋を通しに来るのか垣間見ることができ、非常に勉強になりました。

また、チーム対抗でのメン限大会が開催されたこともあり、その時にチームを組ませていただいた方々とは今でも通話をしたり、構築相談や育成したポケモンの試運転させてもらうほど仲が深まりました。

コミュニティへの参加は、今までずっと一人きりで対戦していた僕の世界が広がった瞬間でした。

他人の生の意見を聞いたり、自分の意見を言語化して相手に伝えることは、対戦では得られない貴重な経験でした。

特に「自分の意見の言語化」はアウトプットとして非常に重要だと思います。

今までなんとなく理解していたようなことも、他人に伝えることを目的としてアウトプットすると、意外と自分の理解が足りていなかったことに気が付いたり、より正確な理解に繋げたりすることができます。

今でも僕はテルさんのメンバーシップに参加していますし、他のオープンなDiscordサーバーにも参加しています。

皆さんもダブルバトル専門サーバーに入ってどんどん交流の輪を広げてみてください。

コミュニティの作成

さて、コミュニティに参加した僕はスランプを脱してレート1900を達成することができました。しかも最高1990と、限りなく2000に近いところまで成長することができました。

そんなこんなで、遂にPJCWS予選が広報されます。

スランプも脱したところで、自信に満ち溢れていました。

が、第一回PJCS予選はタマキンを落として敗退することになります……

この時はポケモン人生で一番挫折しました。

ポケモントレーナーって本当に目の前が真っ暗になるんだなあ、、、なんて思っていました。

3日くらいポケモンが嫌になりつつ、Xで予選を抜けた構築記事を読んでいた時、自分と似たような構築を使って予選抜けしている方を発見しました。

すぐにDMし、その構築を考察するDiscordサーバーを作成しました。

今までサーバーに参加するだけだった僕が、初めて自分から交流の輪を広げに行った瞬間です。

その時点で僕ともう一人、構築の軸を共有している方がいたのですが、3人で意見交換することで新たな視点が加わり、構築の幅がぐんと広がりました。

その成果が実を結んだのか、S15で初のレート2000達成、第2回PJCS予選で抜けることができました。

今まで僕と交流してくださったすべての方に、この場を借りてお礼申し上げます。

本当にありがとうございました!

⑤モチベーションの維持

以上が僕の主なポケモン対戦の取り組みですが、もう一点重要なモチベーション管理についても書こうと思います。

僕がここまでストイックに取り組むことができたのは、適切にモチベーションを管理できたからだと思っています。

具体的な管理方法は2つです。

モチベーションの源泉を作る

冒頭から書いてきましたが、僕の大目標はPWCS出場です。

ただ、対戦に打ち込む中で、会場で感じた「僕もこの熱気の中で戦ってみたい」という気持ちを忘れてしまいそうになることが何度もありました。

そんなときに見ていたのが、PWCS振り返り動画です。

youtu.be

これ、本当に素晴らしい動画なのでぜひ皆さん見てほしいです。

世界中のポケモン愛、出場者の本気具合が感じられる動画になっており、あの日感じた熱気が鮮明に思い出されます。

目標を見失いそうになった時、僕はこの動画を見てモチベーションを復活させていました。

自分の成長を実感する

日々ランクマの順位が変動する中で、自分が今どの程度強くなれているのか?次のステージに進むためには何が必要なのか?ということを、この動画を見ながら常に意識していました。

youtu.be

レートが100上がるたびにこの動画を見て、過去の自分よりも着実に成長できていることを実感しながらモチベーションを高めていました。

周囲の理解を得る

最後に、周囲の理解を得ることも重要だと思っています。

僕は家族や友人、職場の人にもポケモン対戦に真剣に打ち込んでいることを話していました。

「夢は口にすると叶う」みたいな都市伝説がありますが、僕はあながち間違いではないと思います。

人に自分の夢を宣言することで、自分の逃げ道をなくすわけですね。

また、「応援してくれる人に成果を報告したい」という気持ちも僕の原動力になっていたと思います。

実際に、予選抜けが決定した最後の1戦では、「ここを勝ってみんなに予選抜け報告をするんだ」という一心で戦っていました。

周囲の応援は確実に僕を強くしてくれた要素の一つです。

⑥おわりに

以上が僕の取り組みのすべてです。

まとめると、こんな感じです。

・綿密に目標設定する

ポケモン対戦の質を高める

ポケモン対戦の量を高める

・人との交流を大切にする

・周囲の理解を得る

 

最後になりますが、正直ここまで、ポケモン対戦が辛いと思うことは何度もありましたし、今でもあります。

ただ、それ以上に自分の成長を実感できた時、願った成果を得られたときの喜びは何にも代えがたいものです。

レート2000を達成した時の喜びは今でも忘れられません。嬉しすぎて成人男性が早朝に漢泣きしました。

皆さんも本気で対戦を続けていれば、数多くの最高の瞬間を体験できると思います。

ぜひ、成長できないからといって大目標を諦めないでください。僕も諦めません。

ここまで読んでいただきありがとうございました。この記事があなたの成長の一助になれば幸いです。